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お役立ち用語集監修:キットカンパニー株式会社
公開日:老健(2021年)06月06日
老健
老健とは病院からの退院後等に自宅等での生活が不安な場合、期限付きで入居できる介護保険施設です。
常勤の医師をはじめ看護師、理学療法士・作業療法士等、医療リハビリ専門職が在籍し、医療ケアやリハビリテーションを受けることができ、在宅復帰を目指します。
食事や排泄・入浴の介助といった介護サービスも提供されますが、自宅等に戻ることを前提としているため、3か月から6か月で退去することが必要です。
在宅復帰率やベッド回転率などの10項目を『在宅復帰・在宅療養支援等指標』とし、各項目の合計値(最高値:90)及び他の評価項目によって以下に分類されます。
この合計値が高いと在宅復帰・在宅支援機能が高いと評価されます。
5つの類型のうち『超強化型』が最も高い類型となっています。
・超強化型
・在宅強化型
・加算型
・基本型
・その他
平成30年(2018年)以前は
・在宅強化型
・加算型
・従来型 の三分類でした。
それぞれの要件定義と実状に大きく隔たりが生まれたこともあり、平成30年(2018年)4月の介護報酬改定で、類型と要件が改めて制定されました。
運営母体の75%は医療法人です。
介護保険施設であるため、初期費用がかからず月額利用料は民間の有料老人ホーム等に比べると安く利用できます。
同じ介護保険施設の一つである特別養護老人ホームと比べると、入居待ちの期間が短く、申込から短期間で入居できる傾向があります。